
この記事では、海外旅行に安心して持って行ける、防犯機能や便利な収納機能が豊富についている、おすすめのお財布やトラベルウォレットを12選ご紹介します!
かつての定番だった「服の下に隠す腹巻ポーチ」は、会計時にもたついて逆に目立ってしまい、スマートではありません。
この記事では、イギリスとオーストラリアに通算29年在住し、数々のスリ被害(と回避)を経験してきた私が、セキュリティ抜群のお財布をご紹介します。
さあ、不安を解消して、ワクワクする旅の準備を始めましょう。
タビッコ
イギリスに15年以上、オーストラリアに14年在住。これまでに世界17カ国以上を旅する。 過去にロンドンでズボンの後ろポケットから財布を抜かれ、パリではリュックの前ポケットを開けられるなど、苦いスリ被害を経験。その失敗から「隠すより身につける」防犯理論を確立。現在は「安全におしゃれに旅する」ためのノウハウを発信している。
海外旅行におすすめな財布&トラベルウォレットの選び方【失敗しない3つの基準】

では、海外旅行用に具体的にどのような財布を選べばよいのでしょうか。
財布を選ぶ際に、必ずチェックすべき3つのポイントを解説します。
海外旅行用の財布を選ぶ基準①: 素材・構造で選ぶ
海外旅行では、高級ブランドの革財布は「私はお金を持っています」という看板になりかねません。
おすすめは、軽量で丈夫なナイロンやポリエステル素材です。水や汚れに強く、万が一の時も諦めがつきます。
また、ウォレットチェーンやストラップを取り付けられる「Dカン(金具)」が付いているかは、防犯上もっとも重要なチェックポイントです。
海外旅行用の財布を選ぶ基準②: デザイン・サイズで選ぶ
パスポート、航空券、スマホ、現金。これらをまとめて持ち歩ける「トラベルオーガナイザー」タイプか、あるいはポケットにすっぽり収まる「極薄の二つ折り財布」か。
旅行のスタイルに合わせて選びましょう。
最近は、スマホショルダーと財布が一体化したタイプが、すぐに取り出せて防犯性も高いため、海外旅行者に人気急上昇中です。
ただ、後ほど詳しく説明しますが、海外で持ち歩く貴重品は分散させておいた方が安心なので、スマホショルダー一体型を選ぶ場合は、予備の財布ももう一つ用意するのがスマートです。
海外旅行用の財布を選ぶ基準③:収納性
普段の財布に入っているポイントカードや診察券は、海外では不要です。
クレジットカード2〜3枚と、現地の交通系ICカードが入る程度の収納力があれば十分です。
カードポケットが多すぎると財布自体が分厚くなり、かさばる原因になるので必要最小限の物を入れられるお財布を用意しましょう。
海外旅行におすすめの財布&トラベルウォレット12選【タイプ別】
ここからは海外旅行者におすすめする、機能性とデザインを両立した財布を厳選してご紹介します。
「スマホショルダー型」「コンパクト・首掛け型」「セキュリティポーチ型」の3つのカテゴリに分けて見ていきましょう。
【スマホショルダー・首掛けタイプ5選】身につける財布でスリ対策万全!
まずは、体に身につけるタイプの海外旅行に最適なお財布をご紹介していきます。
首からぶら下げるタイプや、腹巻きタイプもあるのでスリなどの被害に遭う確率をグッと下げてくれますよ!
1. NeedNetwork / 岡山おしゃれデニムの首掛け二つ折り財布
岡山デニムを使用したおしゃれなデザインが特徴。
首から下げるストラップが付いており、パスポートも収納可能です。
デニム素材なので、使い込むほどに味が出て、「いかにも防犯グッズ」という見た目が苦手な方におすすめです。
ただ、首の前にいかにもお財布をぶら下げているのは目立つので、ジャケットの下に身につけるのがおすすめですよ。
2. JTB商事 / スキミングネックワレット
旅行のプロ、JTB商事が手がける安心のアイテム。
首から下げるタイプで、非常に軽量です。
肌に触れる部分はメッシュ素材になっており、蒸れにくい工夫がされています。
パスポートからクレジットカード、お札から小銭、搭乗券からスマホまで旅の必需品全てをこのお財布に納められる便利アイテムです。
ただ、全てがこのお財布に入るといっても、二つのお財布に分散した方が安全ですよ。
3. Annekor(アンコール)
本革でできた超薄型財布で、フィット感が高いのが特徴。
RFIDスキミング防止素材を全面に使用しているので、クレジットカードの情報もしっかりガードしてくれますよ。
抜群な機能な加え、おしゃれなデザインが評価され、女性ファッション雑誌「美人百花」で紹介された品です。
4. Liber Flyer(リバーフライヤー) / セキュリポ (MINISAFE)

日本の旅行用品ブランドLiber Flyerの「セキュリポ」は、薄型で服の下にも隠せるセキュリティポーチの進化系です。
スキミング防止機能はもちろん、防水ライクラ素材を使用しており、汗や雨にも強いのが特徴。
Amazonや楽天などのランキングでも常に上位に入る実力派です。
首掛けタイプと腹巻きタイプの二つのデザインから選ぶことができますよ。
5. LeSportsac(レスポートサック) / 3ZIP COSMETIC
女性に大人気のレスポ。実は3段ファスナーのポーチは、海外旅行の財布として非常に優秀です。
お札、小銭、カードを分けて収納でき、柄も豊富なのでファッションに合わせて選べます。
ストラップをつけて斜めがけにカスタマイズするのも人気です。
見かけっはお財布っっぽくかないので、 スリ対策もばっちっりですよ!
【コンパクト・機能性重視タイプ】かさばらずにスッと出せるスマート財布!
ここからは、コンパクトなのに多機能な機械旅行にぴったりなお財布をご紹介していきますね。
6. abrAsus(アブラサス) / 旅行財布
「旅行財布」という名前の通り、旅のために設計された財布です。
大きな「かぶせ」があり、財布を開くと周囲から中身が見えにくい構造になっています。
慣れない外貨のコインも見やすく、支払いがスムーズに行えます。
7. PORTER(ポーター) / DILL TRAVEL WALLET
吉田カバンのPORTER DILLシリーズは、軽量で摩擦に強いコーデュラリップストップポリエステル生地を使用。
多数のポケットがあり、パスポートや航空券もまとめて管理できるオーガナイザーとしての機能も優秀です。
男性へのプレゼントにも最適です。
8. karrimor(カリマー) / TC team purse
アウトドアブランドkarrimorのコインケースは、耐久性が抜群。
首から下げられるコード付きで、フェスやアウトドアシーンでも活躍します。
小銭と数枚のカードだけを持って身軽に動きたい時に最適です。
9. KiU(キウ) / ウォーターリペレント ウォレット
撥水加工が施されたKiUのウォレットは、雨の多いロンドンや、ビーチリゾートへの旅行にぴったり。
デザインのバリエーションが豊富で、持っているだけで気分が上がります。
また、ストラップやチェーンも後付けできるDカンもついているのでとっても便利!
コンパクトなのに、お札から小銭、カードから小物まで入れることができる、スマートな商品ですよ。
10. STORUS(ストラス) / スマートマネークリップ&コインケース
カードと紙幣を最もコンパクトに持ち歩けます。
海外の都市部では、ほとんどがカード社会なので小銭を使うシーンはほとんど無くなったため、このスマートマネークリップだけでショッピングやレストランでの支払いは事が足りてしまいます。
ただ、発展途上の国に行く際は現金を使う機会も多くなりますし、チップ用に小銭が必要な場面もあるため、コインケースも別で持っていれば便利ですよ。
楽天市場男性総合ランキングで、全ての商品を差し押さえランキングNo1を堂々と獲得した商品!
見かけもお財布っぽくなく、おしゃれなのでスリに目をつけられる確率がグッと下がりますよ。
【セキュリティ・多機能タイプ】徹底的したセキュリティシステム装備型財布!
最後にご紹介するカテゴリーの海外旅行にぴったりのお財布は、チェーンや隠しポケットを装備していたり、スキミング防止機能を搭載したセキュリテイ抜群の商品!
絶対に安心を優先したい人におすすめするお財布です。
11. SOLO-TOURIST(ソロ・ツーリスト)
旅行用品の老舗ブランドと旅のプロ「地球の歩き方」の共同企画商品がこの海外旅行にぴったりのお財布です。
質実剛健な作りで、チェーン付きの財布や、スキミングガード機能など、防犯に特化したラインナップが豊富です。
パスポートからカード類、コインを入れるポケットから紙幣や搭乗券も入れられる万能な財布です。
貴重品のほとんどをこのお財布にまとめても、チェーンをベルトなどと繋いでおけば、すられる心配もないので安心ですね。
12. LASIEM(ラシエム)
牛革を使用しながらもスキミング防止機能を搭載した、高見えするミニ財布。
カラーバリエーションが豊富で、普段使いと兼用できるデザインが魅力です。
LASIEMのこちらの財布も、楽天のメンズ財布ランキングで1位を獲得している人気商品。
海外旅行だけではなく、普段使いにも便利&おしゃれな牛革財布です。
海外旅行で安心の「3点分散財布システム」と5つの防犯対策!
| 分類 | 役割 | 入れるもの | 推奨アイテム | 収納場所 |
|---|---|---|---|---|
| ① 決済用(メイン) | 頻繁な出し入れ・街歩き | スマホ、クレカ1枚、少額紙幣 | チェーン&ストラップつき財布 | 体の前面(斜めがけ&首掛け衣服の中) |
| ② 保管用(サブ) | 予備・高額紙幣の保管 | パスポート、予備クレカ、日本円 | セキュリティポーチ | バッグの最深部(チェーン固定) |
| ③ ダミー(囮) | 万が一の時の身代わり | 小銭、トラベルICカード | 安価な小銭入れ | ポケット(渡しやすくする) |
財布を選んだら、次は「持ち方」です。
私が推奨する最強の防犯メソッドは、「3点分散法」!
リスクを分散させることで、万が一スリに遭っても、旅を続けられるようになりますよ。
対策①:チェーンやストラップの付いている財布を使う
これは基本中の基本です。
財布とバッグ、または財布と衣服(ベルトループなど)を物理的に繋いでおくことで、スリが財布を抜き取るのを防ぎます。
また、うっかり落とす紛失リスクもゼロにできます。
チェーンやストラップがお財布と持ち物をつないでいるだけで、安心感がグッと上がりますよ!
対策②:ズボンの後ポケットやリュックの前ポケットに入れない
私のロンドンでの失敗談の通り、体の背面にあるポケットは「スリのためのポケット」と考えてください。
ハンドバッグに入れるのも、スクーターやバイクに乗った引ったくりに取られるチャンス高くなります。
財布は必ずジャケットの内ポケットや衣類の中に隠した状態で首からかける、あるいは体の前に掛けたバッグの中に入れましょう。
対策③:3つの財布を利用しカードや現金を分散する
すべての現金を一つの財布に入れるのはギャンブルです。
- メイン財布: その日使う少額紙幣とカード1枚
- サブ財布: 予備のクレジットカードと高額紙幣(バッグの奥底やホテルのセーフティボックス)
このように分けることで、全財産を失うリスクを回避することができますよ。
対策④:鍵付きインナーポーチを使う
長距離移動の際などは、バッグの中にさらに鍵のかかるインナーポーチを入れるのも有効です。
スリは時間をかけることを嫌うため、二重三重の壁を作ることは非常に効果的です。
最近は、お手頃な価格で鍵付きのポーチがたくさんネットでも売られているので、ぜひチェックしてみましょう。
対策⑤:Google PayやApple Payなどでカード払いをできるようにしておく
物理的に財布を出す回数を減らすことも、立派な防犯です。
海外の様々な国でカフェの支払いや、ショッピングはもちろん、地下鉄や電車に乗るのもスマホのタッチ決済(コンタクトレス)で完結する場所が増えています。
スマホさえあれば支払いができる状態にしておけば、財布を出すリスクそのものを減らせます。
また、スマホをなくしてしまっても、お財布が手元に残ればどうにか旅を続ける事もできますよね!
ただ、日本独自のペイペイや楽天ペイなどは海外では使えないので注意しましょう。
海外旅行で財布をなくした時の対処法
もし海外旅行中に、財布を紛失したり盗難に遭ったりした場合は、パニックにならず以下の手順で行動してください。
step
1クレジットカード会社へ連絡し、カードを停止する
不正利用を防ぐため、最優先で行います。
カード会社の緊急連絡先は、必ずスマホやメモに控えておきましょう。
step
2現地の警察に行き、盗難証明書(ポリスレポート)を作成してもらう
海外旅行保険の請求には、このポリスレポートが必須です。
「いつ、どこで、何を盗まれたか」を伝える必要があります。
国によっては、オンラインで届け出できる場合もあるので、まずは検索して調べてみましょう。
step
2日本大使館・領事館へ連絡する(パスポート紛失時)
パスポートも一緒に盗まれた場合は、「帰国のための渡航書」の発行手続きが必要です。
日本大使館や領事館に赴いて事情を説明してみましょう。
近隣に大使館や領事館がない場合は、まずは電話で問い合わせをすれば、何らかの解決策を提示してくれますよ。
また、パスポートをなくしてしまった時に備えて、写真をスマホで撮ったり、コピーを持ち歩くようにしましょう。
海外でパスポートを紛失・焼失したり、盗難にあったりした場合は、現地の警察署で紛失・盗難の届出を行い、警察署から証明書の発行を受ける必要があります。
出典: パスポートの紛失・盗難・焼失(国外) - 外務省
まとめ:セキュリテイ抜群の財布で海外旅行を安心して満喫しよう!
海外旅行の財布選びは、単なる買い物ではありません。
それは「現地での安心」を手に入れるための投資です。
かつての「腹巻ポーチ」から卒業し、「3点分散」でリスクを管理する。
このスタイルなら、海外旅行中の素敵なカフェで支払う時も、スマートに振る舞えるはずです。
今回ご紹介したLiber FlyerやPORTERなどのアイテムを参考に、ぜひあなたの旅のスタイルに合った「相棒」を見つけてください。
万全の準備をして、スリの心配よりも、目の前の美しい景色や美味しい食事に心をときめかせる。そんな素敵な旅になることを心から願っています。
【参考文献】
- 海外安全ホームページ:フランス - 外務省
- パスポートの紛失・盗難・焼失(国外) - 外務省
- Do You Need RFID Blocking Wallets? - Matador Network
